在宅派遣って?どんな働き方?

公開日:2024/04/03

石川 事務派遣 在宅派遣

テレワークやリモートワークが注目されるようになり「在宅派遣」を導入する企業も増えてきています。その名のとおり在在宅の派遣社員を指し、自宅やサテライトオフィスなど、自由な場所で働けるのが主な特徴です。職場や時間にとらわれないので、ストレス軽減にもつながりやすいでしょう。

今回は、そんな在宅派遣について、働き方やメリットをまとめてみました。導入を検討している企業は、ぜひ参考にしてみてください。

在宅派遣は2つにわけられる

在宅派遣とは、その名のとおり自宅で働く派遣社員のことをいいます。テレワークやリモートワークとは少し異なり「派遣」であることが大きな特徴になります。

仕事をする場所は、自宅外にも決められたオフィスや出先などが挙げられます。働き方については後述しますが、一般的な在宅勤務と大差ありません。在宅派遣は「常時型」と「随時型」にわけられますが、どちらを採用しているかは派遣元によって異なります。

常時型

常時型は、主な職場が「自宅」になる在宅派遣です。通勤する必要がほとんどないため、通勤時間を節約でき、スケジュール調整しやすいでしょう。

またプライべートを大切にできるので、子育て中の方でも働きやすいのが特徴です。

随時型

一方で随時型は、週に数回、もしくは午前中のみオフィスに足を運ぶ在宅派遣になります。ほかの派遣社員に比べると自宅で働くケースが多いですが、定期的に通勤することになるため、少々煩わしさがあります。ようするに、一般的な派遣社員より出勤日が少ないのが特徴です。

随時型は、主にサテライトオフィスやレンタルオフィスを利用します。

選択肢が多い?働き方の特徴

在宅派遣はライフバランスがとりやすいので、子育て中でも働きやすいのが特徴です。また時間に縛られることがないため、選択肢が広がりやすいのも大きなポイントでしょう。

ここでは、在宅派遣の働き方の特徴を紹介します。

通勤する必要がない

随時型は月に数回、決められたオフィスに足を運ぶ必要がありますが、常時型は自宅が職場になるため通勤が不要です。そのため、通勤時間がかかりません。毎朝満員電車に揺られることもないので、ストレスも軽減するでしょう。随時型でも一般的な派遣社員より出勤日は少ないため、通勤による体力消耗は抑えられます。

このように、通勤のプレッシャーがないのは、業務に集中しやすく働くうえでメリットになります。今までの通勤時間を家事や育児に充てられるのもうれしいでしょう。

場所を自由に選べる

在宅派遣は、テレワークやリモートワークのように、かならずしも自宅で働くわけではありません。派遣元によって異なりますが、基本的に好きな場所で働けます。こういった「場所に縛られない」のも、在宅派遣のよいところでしょう。インターネット環境が整っていれば、出先で業務をこなすことも十分可能です。

いずれにせよ、ほかの派遣社員のように毎日同じ場所に出勤する必要がないので、ストレスになりません。

派遣先の選択肢が豊富

場所を選ばないので、日本国内にいなくても仕事ができます。場合によっては、海外から仕事を請け負うこともできるでしょう。

今まで通勤・勤務時間・人間関係などに縛られていた方にとって、在宅派遣は非常に夢のある働き方です。派遣先の選択肢も広がりますから、ライフスタイルにあわせて働けるのも大きな特徴でしょう。

ライフバランスがとりやすい

在宅派遣は、小さなお子さんがいる方や介護をしている方にうれしい働き方です。

育児・介護と仕事を両立するのは決して簡単ではありません。実際、育児休暇の活用や子どもがある程度大きくなるまで専業主婦でいるなど、仕事をセーブしている方は多いでしょう。

そんなとき、在宅派遣なら融通が利くためライフバランスがとりやすくなります。保育園や幼稚園の送り迎えは仕事中に済ませればよいですし、体調が悪いときでも自由に休むことができます。たとえライフステージが変化しても、対応しやすいのが在宅派遣です。

土地の制約がない

物理的な成約がなくなるので、どこへ引越しても同じ派遣元で働けます。そのため、遠方の勤務地でも応募できますし、希望の職種も選択しやすくなります。場合によっては、給与水準が高い職種も選ぶことができます。

引越しのたびに退職し、新しい仕事を見つけるのは時間と手間がかかり大きな負担になります。しかし在宅派遣なら自宅や近くのサテライトオフィスなどで働けるので、たとえ土地が変わっても同じ場所で働き続けられるでしょう。

企業が在宅派遣を導入するとどんなメリットがある?

派遣社員にとって、在宅派遣はストレスを軽減し業務に集中しやすくなることがわかりました。また育児や介護で仕事とのバランスがとりにくい場合でも、好きな場所で働ける在宅派遣は大きな魅力でしょう。

ここでは、企業側が在宅派遣を導入した場合のメリットを紹介します。

必要な人材を確保できる

一番のメリットは、企業にとって必要な人材を確保できることです。働いている土地を選ばないので、人材も集まりやすく人手不足も解消できます。

少子高齢化が進んでいる昨今、必要な人材を確保するのは決して簡単ではありません。優秀な人材どころか、最低限必要な人材さえ集めるのが困難な状態です。そのうえ募集する土地を限定してしまうと、ますます人材が集まらなくなってしまいます。

だからといって現在働いている従業員の業務を増やしてしまうと、離職率も上がってしまいます。在宅派遣は好きな場所で時間に縛られることなく働けるので、応募者が増えるだけでなく離職者も軽減します。実際、海外や遠方からの応募者も少なくありません。

さらに人間関係のストレスもないので、心身ともに健康でいられます。なかなか求める人材が集まらない企業は、今こそ在宅派遣を導入するチャンスです。

コストがかからない

自宅やサテライトオフィスなどで仕事をするため、コストがかかりません。とくに自宅は交通費の支給もないので、人材を増やしてもコストに悩む心配がないでしょう。

ほかにも、書類などの紙類を使用しないことでコピー代がかからず、さらには地球環境にやさしいというメリットもあります。経費削減につながるのは企業にとって非常にうれしいでしょう。

生産性のアップ

自分のライフスタイルにあわせて働けるので、作業効率が上がり生産性も高まります。社内だと会話や雑音などで作業に集中できない方にとっては、大きなメリットでしょう。

また隙間時間を利用して働けるため、通勤時間や会議の時間を有効活用できます。仕事に集中しやすくなることで、出勤して働くよりも早く作業が終わるでしょう。

従業員の残業で悩んでいる企業こそ、在宅派遣の導入がおすすめです。

注意点もある?

メリットが多い在宅派遣ですが、注意点もあります。導入を検討している企業は、以下の点に気をつけてください。

1つ目は、セキュリティ面です。好きな場所で働ける一方で、ハッカーやコンピューターウイルスが懸念されます。セキュリティ対策がきちんとなされているところは安心ですが、自分で設定する場合はセキュリティソフトを使うなど工夫が必要でしょう。出先で作業をする方はモバイルデバイス用のルーターもおすすめです。

2つ目は、評価方法を明確化することです。仕事の内容だけで評価できる場合はよいですが、残業がある場合はなかなかむずかしいといわれています。着席・退席がわかるツールもありますが、プライバシーの侵害にもなりやすいため注意が必要です。

対処法としては「自己申告制」があります。思い切って評価をなくすのも手段のひとつでしょう。

ほかにも、意識してコミュニケーションをとることや勤務時間の管理体制を整えることも必要不可欠です。

まとめ

在宅派遣について、働き方やメリットについて紹介しました。働く場所を選ばず、好きな時間に作業ができる在宅派遣は、新しい働き方として注目されています。とくに新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、導入した企業も少なくないでしょう。

テレワークが主流になっている現代だからこそ、在宅派遣は大きなメリットになります。人手不足に悩んでいる企業や従業員の自由な働き方を尊重したい方は、ぜひ導入を検討してみてください。

今後も伸びる可能性は高いでしょう。

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