子育てと両立しやすい職種とは?

公開日:2023/09/01 最終更新日:2024/10/10

両立したいと思っても、なかなかうまくいかないのが仕事と子育て。出産前とはがらりと環境が変わってしまうことから、体力的にきつい、子どもが小さいうちはすぐに呼び出しがかかる、子どもの体調不良で休みがちになるなど、スムーズに仕事がこなせなくなってしまいます。そこで考えたいのが、子育てをしながらでも働きやすい職種探しです。

子育てしながらでも働きやすい職種


子育てと仕事を両立していくには、職場の環境や周囲の人の理解も大切です。例えば、勤務時間に融通が利く、突然の欠勤・早退にも応じてもらえる、残業がないなど、働きやすい条件を挙げていくと、あれもこれもとたくさん出てくることでしょう。

ここでは、子育て中の方でも働きやすい職種をいくつか紹介します。自分にもできそうな仕事がないか、チェックしてみましょう。

事務

未経験からでも飛び込みやすく、土日休みが確実に確保されていることの多い事務職。デスクワークが中心なので、体力的にも余裕を持てるでしょう。

また事務職は、一般事務、医療事務、学校事務などさまざまです。大手企業や病院、大学への勤務の場合は、託児所や保育園が併設されている場合もあり、子どもを預けて働ける、保育園への送迎時間が短縮されるといったメリットもあります。

飲食店スタッフ

事務職と同様、未経験でも始められる仕事のひとつです。週2日3時間勤務でもOKなど、時間に融通が利きやすいのがポイント。急に休むことになっても、ほかのスタッフがフォローできる作業が多いので安心です。

コールセンター

勤務時間は、しっかり働く必要がありますが、時間外の勤務が少ないのがコールセンターでの仕事。毎日定時に帰宅できるので、帰宅後のスケジュールが組みやすく、家事や育児の時間に余裕が持てるでしょう。

Webエンジニア

専門的な技術を学ぶ必要がありますが、資格を保有していればパソコン1台で仕事ができるWeb系の仕事は、完全在宅ワーク可能としている会社も増えています。

家で仕事ができれば、子どもを見ながら仕事ができ安心です。また、通勤にも時間がかからないので、その分家事・育児、自分の時間にも充てられるでしょう。

過去の職務スキルを活かした職種選択


どんな職種の仕事に就くにしても、子育てとの両立ができ、無理なく働けるということが大切です

「元々働いていた職場に復帰したけれど、子育てとの両立が難しかった」「時短勤務では仕事が追い付かず、やむなく辞めることになった」「ブランクが空いたことで、働きづらくなってしまった」というケースも多いものです。

新たな仕事を探すのは簡単ではありませんが、次のポイントに気をつけることで、スムーズに仕事探しができるかもしれません。

前職と同じ職種を選択する

働きやすさを重視しても、いきなり前職とはまったく違う職種に飛び込むのは勇気がいることです。仕事を早く覚えないといけない、仕事が遅いせいで残業になるとお迎えが遅くなってしまうなど、ストレスがのしかかってくることもあります。

ストレスで体を壊して働けなくなってしまったら元も子もありません。その点、前職と同じ職種であれば、ある程度仕事の流れが同じである、もしくは知識がある分飲み込みが早く、スムーズに仕事に慣れる可能性があります。気持ちに余裕が生まれることで、ストレスも感じにくくなるでしょう。

前職のスキルを活かせる仕事を探す

同じ職種の仕事でなくても、前職のスキルを活かせる仕事は意外に多くあります。職種を絞らずに、いろいろな角度から仕事探しをしてみましょう。また、同じような仕事であっても、会社の規模によっては産前よりも多くの経験が積める仕事に就ければ、スキルアップやキャリアアップにつなげるチャンスもあります

ブランクがあっても大丈夫

専門的なスキルや資格をもっていれば、就職に有利になります。数年のブランクがあっても、良い条件で働ける仕事が見つかったら、思い切って飛び込んでみましょう

その場しのぎの仕事ではなく、長く続けられそうな仕事に就いた方が収入面でも安定します。

無理しないためのストレス発散も大切


産休明けや育休明けは、これまで家事と仕事だけだった生活に育児が加わることで、時間に余裕がなくなってしまい、つい無理して、ストレスをためてしまう人も少なくありません。せっかく再開した仕事を無理なく続けるために、適度にストレス発散することが大切です。

睡眠時間を十分にとる

睡眠は体の疲れを取り、イライラした気持ちもリセットしてくれます。休みの日は朝いつもよりゆっくりめに起きたり、子どもと一緒にお昼寝したり、夜は早めに寝るなど、たっぷり睡眠をとるよう心がけましょう。

ゆっくりと湯船につかる

入浴はリラックス効果が高く、手軽にストレス発散ができる方法のひとつです。ぬるめのお湯にしっかり浸かり、疲れを取りましょう。

お風呂は好きな香りの入浴剤やアロマオイルを入れたり、本を読んだり、音楽を聴いたりと、一人きりでゆっくり過ごせる時間。1日の終わりのごほうび時間にするのも良いでしょう

わずかな時間でも好きなことをする時間を作る

毎日家事・育児、仕事に追われて、趣味の時間がなくなってしまった方も多いでしょう。家でもできる、自分の好きなことは何でしょうか?体を動かすことが好きな方は、家でヨガをしたり、ストレッチをしたりするのも良いでしょう。

また、子どもを寝かしつけた後、音楽を聴いたり、映画を見たり、少しでも家事・育児、仕事を忘れられる時間を作ってみてください。

まとめ

子育てと両立できる仕事って何だろう?と悩んでいる方は、働きやすさ、無理せず働ける職種を探してみると良いでしょう。何よりも、ストレスなく働ける環境は大切です。時短で働ける、残業なし、家から近い、急な欠勤にも対応してもらえるなど、自分にとって外せない条件は何でしょうか?また、採用されやすく、求める条件やスキルに合った仕事を紹介してもらえる、派遣という働き方もおすすめです。自分に合った仕事を見つけ、仕事を子育ての両立を実現しましょう。

-->

おすすめ関連記事

検索

【NEW】新着情報

転職を考える際には、転職エージェントに登録したり、転職サイトで求人を探したり、ハローワークに相談したりするなど、さまざまな方法があります。そのなかで、転職フェアに参加するという選択肢もあるの
続きを読む
派遣の仕事を探す際に、同時に複数応募してもよいのか迷われる方も多いことでしょう。じつは同時に複数の企業に応募することは一般的です。しかし、その応募方法には注意が必要です。本記事では、スムーズ
続きを読む
派遣社員として働くうえで気になるのが、休暇の取り方や有給休暇の制度についてです。正社員と比べて不利なのでは?と不安に感じることも多いでしょう。じつは、派遣社員にも有給休暇を取得する権利があり
続きを読む